どんな国の教育システムも自国の文化に合った方法をとっており、韓国という東洋の片隅の小さな国から来た者がどんな習慣や言語観をもっていて、それに最適な教育システムはどんなものかなどと気を配ってくれるほど親切ではない。韓国人が英語を効率的に話せるカリキュラムを用意してくれている国など、世界中探してもどこにもないのだ。だから、留学前にマスターしているのでなければ、留学生たちは自力でその国の言葉を体得していくしかない。そして外国人のほとんどがスペイン、イタリア、フランスなどのアルファベット文化圏の出身だけではなく、イラン、イラク、トルコなどアラブ文化圏の出身者もしばらくすると言葉だけは立て板に水となる。しかし、韓国人だけはその例外なのである。韓国人は死にものぐるいでまず文法をやってしまうからだ。そしてまた文法を終えると、必死になって読解に食らいつく。