「準2級ならこの下の階が試験教室ですよ。つきそいの方は、そのすぐそばで待てますけれど。」それなら安心。3級の時とは場所がずいぶん変わったようです。娘とはぐれることは、絶対にないでしょう。わたしたちの待合場所は、試験教室の横にあるオープン・ラウンジ風のところで、自動販売機もありました。わたしと妻はそこで娘を待ちました。待っている間にも、試験の手伝いの人に誘導された数人単位の受験生が、目の前を通りすぎます。彼女たち(もちろん全員女性です)をぼーっとながめていたわたしは、あることに気がつき、妻に話しかけました。「ずいぶんみんなラフなかっこうで来るんだねえ。」「わたしもそれを思っていたところ。」準2級なので、受験生の大半は高校生らしき若者でした。その服装が、渋谷か原宿を歩いている姿と変わらないのです。
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