極楽ぶろぐ

ポリエステルである点は変わらない

2011.02.10

素材の種類として見れば、従来の合繊と同様、ポリエステルである点は変わらないのだが、機能や外観、風合いなど、これまでの合繊の限界を次々に突破したのだ。こうした新たな性質、機能から、「新合繊」と呼ばれるようになった。5、6年前から婦人物分野に登場した新合繊は、ブラウスのような薄物から始まり、今はジャケット、スーツ、パンツなど中肉厚地の衣類まで、中高級の婦人服全体に幅広く浸透している。百貨店の店頭で見かける商品の新素材では、ポリエステル100%ということしかわからないが、「1万円前後以上のブラウスや6万円台より上の婦人用コートなどは、まず新合繊タイプになっている」(帝人)。新合繊に強い帝人、東レの場合、婦人衣料向けのポリエステル長繊維のうち約65%は、新合繊が占めるほどだ。新合繊の種類は、大手の東レだけで12以上にのぼり、肌触り、光沢、発色性など特徴が異なる。