教官に物を贈ったら規則違反で受講生を退所させるなどの処置をとらない限り、「見つからなければ許される」という。常識へが通るのだ。いまだって、駅前の喫茶店などで知り合いの教官が来るのを待っていて、話しかけてくる受講生はいる。次の機会には、プレゼントを持っていて差し出すというわけだ。教習所の中でなければ、しかも初対面でなければ、誰だって断るなどというヤボなことはできないだろう。受講生が差し出すから断りきれずにもらうのか、断る余裕を与えず無理やりプレゼントを置いていく受講生が後を絶だないから、そんな噂が現実のものとして広まるのか、そんな理屈はともかく、教習所の教官に、「“お客さん”の受講生からモノを受け取る時は、“みなし公務員”になるので受け取らないように」と刑罰というムチで脅しをかけることには無理があるのだ。とにかく、教習所では教習所の中では受け取るのはまずいという空気だけがあることを報告しておこう。